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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。
前回のブログが1月の末で、それから早4月。
2月頭に、実家で突然どえりゃーことが起こって、3月頭に祭の一大イベントを行って、そのまま年度がかわってしまいましたが、再開です。
前回の続きからでよろしかったでしょうか?
前回以上にネタバレを含みます。
さて、ヅカルパン。
軽妙な動きとセリフ回しで、どんどんストーリーが進んでいきます。
張られた伏線もきれいに回収されて、小気味よいくらいです。
酔っぱらったアントワネットが、未来から来たルパンに自分の将来を尋ねるシーン。
史実では、フランス革命が起こり、アントワネット夫妻は処刑、子どもたちにも悲惨な将来が待っています。
でも、そこでルパンは、家族ずっと仲良く幸せに暮らす、と答えます。
へ?ヅカルパン、史実変えるの?歴史が変わったらルパンたち、どうなるの?
とかいっている間に、巡ってきた1回だけのチャンスを使って、現代ではなく、アントワネット処刑の年にタイムスリップ。
マリーちゃんの命を盗ませていただくぜ、と正にギロチンにかけられる場面でカラクリを使って、アントワネットを救出。
しかも、このカラクリは、大工仕事が得意なルイ16世が仕掛けたもので、先に処刑されたはずの本人も子どもたちと共にご存命。
頼りなさげだったルイ16世も活躍しています。
ちなみに、ルイ16世は錠前作りや大工仕事が趣味で、それに没頭してアントワネットをほったらかしにしてしまった面もあり、よく非難の対象になりますが、当時の貴族や王族は職人的技術を身につけていることが嗜みでもありました。
それが、ちゃんと評価される形でストーリーに組み込まれるということも、嬉しくて。
アントワネットに逃走資金として首飾りを渡し、またもやいろんな偶然が重なって、ルパン一行と銭形のとっつあんは現代へタイムスリップ。
まさに、現代のベルサイユ宮殿で首飾りを盗もうという場面に逆戻り。
生き延びたアントワネットの子孫だという学芸員のお墨付きをもらって、ルパンが首飾りを手にした瞬間、セリ上がりから再登場!だいもんカリオストロ参上!
詐欺師から一転、本物の錬金術師になり、不老不死と時を操る術を身につけたカリオストロ伯爵が現代にも。
ここでも、ちゃんとルパンのセリフにあった伏線を回収しています。
そして、200年前、詐欺師として逮捕された時に、セラフィーナに預け、ルパン→アントワネットに渡った首飾りもタイムスリップのギャラとして、ちゃんと回収。
かつては、自分をおちょくりまくっていたルパン一行を、手玉に取るカリオストロの高笑いが痛快でした。
最後にルパン三世のテーマで締めくくり、大団円でした。
いや~、楽しかったです。
上旬に観に行った「次郎吉」とも合わせて、幸先の良い2015ヅカ・スタートでした。
なごみやは、こんな店長が営業しています♪
☆カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや http://nagomiya.ehoh.net/