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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。
マクシミリアン・ロベスピエール。
一生の中で、取り上げる時期によって大きく印象や評価の変わる人物の一人です。
歴史の舞台に登場した当初は、理想に燃える心優しき革命家。
ベルばらに登場したころです。30歳手前くらい。
晩年(とは言っても享年36歳)は、理想に燃える冷酷な独裁者。
スカピンの時代ですね。
自由で平等な社会を目指して起こした革命。
その革命を維持するために必要なのは、反革命思想者の粛清。
ただ、その粛清が行き過ぎたため、最初はロベスピエールを支持していた民衆や仲間の議員たちも、だんだん彼を疎ましく思うようになります。
と言いますか、「疑わしきは処刑」なので、いつ自分が処刑されるか、密告されるか疑心暗鬼になってしまうんですね。
実際、ロベスピエールは同じ派閥の議員でも、意見が合わないグループをギロチン送りにしてしまっていました。
あと、人道的とはいえギロチンによる公開処刑は、民衆にとって日頃の鬱憤を晴らす娯楽。
それでも、毎日のように大勢が処刑されているとさすがに飽きてきます。
かなり勝手なことですけどね。
そして、ついに反ロベスピエール派の議員たちにより、ロベスピエール一派の逮捕が決議され、逮捕。簡単な裁判を経て次の日に処刑です。
当時、裁判はあり得ないくらい簡略化され、被告人本人の申し開きは認められない上に即時即決だったようですが、そんな裁判のやり方にしたのは、ロベスピエール政権でした。
それが、1794年7月。
Ⅰで、このお芝居の舞台は1794年と書きました。
御衣裳の感じから、季節はおそらく春から初夏にかけてくらい。
スカーレットピンパーネル団が物語の大きな目的を成し遂げた直後には、ロベスピエールは失脚しています。
この流れを知っていると、カイちゃん演じるロベスピエールが銀橋で歌う「ロベスピエールの焦燥」に泣けてくるのです。
うんうん、そうだよね。
私利私欲じゃなくて、みんなのために、フランスのためにやってるのに、なんでわかってもらえないんだろうね。
ギロチンに送りすぎたんだよ。
なごみやは、こんな店長が営業しています♪
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