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こんにちは。
鈴鹿市にあります、カイロプラクティックとタイ式マッサージのお店 なごみや の 店長きり です。
宝塚の大劇場では既に千穐楽を迎えられましたが、3月から4月にかけて新生星組さんの「スカーレットピンパーネル」を5回ほど観劇してまいりました。
時代は、店長が大好物のフランス革命期。
けれど、民衆が自由・平等・博愛を求め、理想を抱いて戦い、オスカルが「フランス…ばん、ざい」と息途絶えた1789年から大きく様変わりした5年後の1794年。
ロベスピエール率いる革命政府が恐怖政治を行っている真っ只中です。
「ベルばら」から興味を持ち、でも、調べれば調べるほど血生臭くて惨たらしい様子にイヤになることもしばしばですが、それでも物語の題材として魅力的なフランス革命。
おそらく、人間の欲と理想がごっちゃになってものすごいエネルギーに溢れている様子と、反面教師的な面が惹きつけられる要素なのかなぁと、最近分析しております。
ただ、この時代、恐ろしい数の人が、短期間で処刑・虐殺されています。
正しいかどうかは別にして大義名分や恨みがあると、人はここまで残酷になれるのかという、店長の永遠の研究テーマでもあります。
そして、今回の公演では、資料を調べまくって生まれ変わり型役作りをするカイちゃんのおかげで、ロベスピエールに感情移入しながらもツッコミも入れまくり。
理想を追い求めてフランスのために頑張っているのに、何故みんなわかってくれないの?
(うん、理想を維持するために、ギロチンかけすぎだよね。)
さて、この時代、大活躍するのが、斬首刑の執行道具・ギロチン。
作中では革命の象徴として「マダム・ギロチン」なんていう壮大な曲まであります。
もとは、それまで見せしめ要素が強く、残酷極まりなかった死刑の方法から、受刑者の尊厳を守り、また諸々の負担を減らすために考案・導入された人道的配慮が盛りだくさんな道具です。
ただ、言い換えると、受刑者や、死刑執行人の負担が少ない分、周りの罪悪感も少なく、また、それまでより簡単に死刑の執行が行えてしまうため、気軽に死刑判決が行われる一端になってしまい、恐怖政治を呼んでしまったのではないかとも思います。
あ、あと、裁判が非常に簡略化されたので、疑わしきは即・処刑。
貴族という理由だけで反革命の疑いをかけられ、ギロチンにより処刑される人々を海を越えて救いに来る、謎の義賊・スカーレットピンパーネルがこの物語の主人公です。
~つづきます。
なごみやは、こんな店長が営業しています♪
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